2012年2月12日日曜日

―頑張れ若者!― 中国



湖北省(hubei)武漢(wuhan)は長江を挟んで東側が武昌(wuchang)、西側が漢口(hankou)・漢陽(hanyang)と三つのエリアに分かれている。
長江の両岸を20分おきに往復している船から見る夕日がなんとも言えない。自転車含め3元(36円)なので船に乗っていたいが為に2度も往復した。

武漢に住み始めてから一週間。
漢口→武昌→漢陽とすべてのエリアに数日ずつ滞在しながら現在は漢陽の親切な家族の家にお世話になっている。大きなマンションに住むリナさんはお母さんと従妹と三人暮らし。個室をもらいネット環境もあり、毎日作ってくれる料理も美味しい。
先週のテレビ取材がきっかけで、カメラさんのお手伝いをしていたリナさんと知り合い快く家に招いてくれた。


漢陽に来たとたんに街の様子が少し変わった。
というのは、それまで滞在していた武昌は大学生の街。所狭しと大学が乱立しており、正月が終わり田舎から戻ってきた学生で溢れかえっていた。


大学の規模もまたびっくり大きい。
その中のひとつ、華中科技大学で英語を教えるスウェーデン人とその彼女の職員マンションに数日泊らせてもらっていたのだが、この大学のキャンパス自体がひとつの街と言っていい程でかい。警察、銀行、スーパー、市場、幼稚園、小学校、レストラン、カフェ、公園、学生寮、それら全てがこの大学の「門」の中に入っている。端から端まで歩いたら40分くらいかかるのかな・・。学生はバスや自転車に乗って構内を移動する。

キャンパス内で中国の大学生活の様子を観察しているとほとんどの学生が眼鏡をかけているではないかー。外国人先生らは、
「中国の学生は勉強のし過ぎだ。」「熱心なのはいいが競争社会に病むものも多い。」
と言う。このキャンパスだけで前学期4人が校舎から飛び降り自殺したのだそう・・。

なんてこった。

今頃は日本でも大学入試に奮闘している若者がいるだろう。
冬の寒い夜でも机の明かりを灯しながら黙々と頑張っているのだろう。
僕も受験というと夜中に母が作って部屋に持ってきてくれた鍋焼きうどんを思い出す。
あの頃の勉強に対するモチベーションてなんだったのだろう。
うどん? そうかも知れない。それしか今は浮かばないから。

頑張るが今一何に頑張っているかわからない若者にこれだけ言いたい。

「入れる学校に入るんじゃなく、入りたい学校に入れ。」
「入れる企業に入るんじゃなく、入りたい企業に入れ。」

取って付けたようだけど、人生一度きり、遠回りしてもいいから諦めちゃいけない。

僕も受験当時から大学前半まで、楽しいが今一モチベーションが上がらない日々を送っていた。
一人旅を繰り返したり、貪欲に色んなことに手を出してみた。

エクステに月4万かけてた時代もあった。(驚)

そんな中、カンボジアで経験したある悲劇的な出来事がきっかけで、「医療しかない!」
とそれまで感じたことの無い、「夢」という衝撃に襲われた。

それからというもの、やること成す事全てが「夢」に繋がっているんだと思うようになり、どんな辛いことでも頑張れた。



どんなに小さくても、「夢」を見つけること。
自分の「可能性」を安く見ず、諦めないこと。

そうすれば必ず自己実現に繋がるから。



僕も頑張る、受験生もがんばれー!!


大学という小さな町から一歩踏み出せばそこは本当の大都会。
キラキラと輝くショッピングモールはお台場のビーナスフォートに勝る。
「汚くなるか、暑くなってきたらしまう。」
というクリスマスツリーは今も元気に働いている。

寿司はこちらでも人気。
もちろん生のネタはなくて、寿司を知らない外国人が作ったような寿司の親戚がメニューに並ぶ。
それでも醤油とわさびをつけて食べれば一瞬故郷が蘇る。



上海で仲良くなったおじさん動画がやっとYoutubeに入ってくれたので今日はこの動画で締めます(^^

今日も読んでいただきありがとうございます(o^-^)o



(人生を変えたカンボジアでの出来事。また後ほど書いていきます。)

1 件のコメント:

  1. やっほーかわら先生元気?

    中国ってこんなとこもあんだね。。かなり先進的だな。。。
    ジャーナリストが昔言ってたけど、中国にもうすでに日本は負けてるって言ってた。。当たってるかもねw勝ち負けとかないかもだけど。

    俺も負けないように勉強しよう!!

    あと右上のランキングボタンもっとわかりやすいとこにあったほうがいいよ!

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