【雲南地震復興支援二回目】
昔話に出てきそうな竹やぶや昔おばあちゃんが書いていた水墨画にありそうな深い谷を抜けてたどり着いた雲南省のある小学校。この日は歯ブラシや文具を届けた。
その小さな子供の手のひらに歯ブラシを手渡すまで、気づかなかった。
この子達、歯ブラシを使ったことがなかった。
まず、歯ブラシを使った正しい歯の磨き方教室しなきゃね。
でも気づいた。この歯ブラシ大人用だ。。
先生や他の大人は中国じゃそんなの気にしなくていいよと言ったが、どう見ても小さな可愛いお口にこのデカい歯ブラシが合うはずがない。
怪我するかもしれない。回収しようと言ったが、回収はされなかった。
だからもしホントに合わなかったらパパママにあげてねって、念を押して伝えておいた。
支援するということは渡せばいいという単純なものではない。適切なニーズの把握、公平な配分、大きな責任が伴う。冗談じゃないよ。おにぎり一個で、戦争にだってなるかもしれないのだから。
これは中国の大学で講演会をする時にケーススタディーとして学生さん達に問いて考えてもらうのによく使用する話。
問:企業様から歯ブラシが寄付された。それを支援物資として配布するのが僕らボランティアの役目。目の前には可愛らしい小さな子供達。使い方を知らない。十分に数はある。歯の健康を保つ為にも歯ブラシは必要だ。配布しよう。
ここで、将来起こると予想される問題は何か。注意しなければならないことは何か。
皆様々な意見が出た。
どれが正しいとは言えない。大切なことは「考える」こと。
例えば考えられる問題として、まず歯ブラシの正しい使い方を知らないので、本来の効果が得られない。学校の先生または僕らが教えなければならない。
そもそも彼らの生活習慣の中で歯ブラシという製品は重要なのか。
次に子供達の小さな小さなお口にこの見るからに大き過ぎる大人用の歯ブラシ。もしかしたら怪我をするかもしれない。
子供が怪我を追ったことを保護者が訴えたら。責任を負うのは誰か。僕らだけの問題ではない。団体自体がこの場所で活動できなくなる恐れもある。
問:そこで一番困るのは誰か。
ボランティアができなくなる自分か。それとも運営にヒビが入る団体か。
そういう意見が圧倒的に多かった。
忘れないで、一番困るのは被災者だよ。 ボランティアじゃない、被災者。もちろんボランティアも困るよ。でも僕らは生き伸びる力があるでしょ。いつでも暖かい家に帰れる。ではライフラインを僕らに託された被災者は・・。
考え方をシフト。自分じゃなくて、被災者を中心に。
大切なことは“今”非常時期を想定して考えること。
経験したことないから現実味がないし、想像しにくいし、めんどくさいよね。
でももしかしたら明日、または今夜寝ている間にも私たちに襲いかかるかもしれない大災害。理性を失わずに動けるかな・・。
災害発生−救援−そして復興。
人間はいつまでも倒れてはいられない生き物。いつかは寝返りして、起き上がって、歩こうとする生き物。
復興。
そのときに自分だけ生き延びて冷ややかな世間の中で余生を孤独に送るのか、私欲を捨て助け合い共に生き延びて、復興後も助け合い・分け合い楽しく余生を送るのか。
災害はその人の人生を変えると同時に。その人の人間性が露になる。
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