「旅」とは、

「旅」とは、「5%の努力と、5%のお金と、90%の人々の優しさ」


ボランティアをしながら世界に笑顔を届ける - 【看護師Keiの自転車世界一周の旅】×【助け合い】 ★現在挑戦中です!


(中国武漢で自転車が盗難に遭いましたが市民数万人の皆様のお陰で取り返し、無事旅を続けています!!)

2012年3月10日土曜日

-ありがとう。再見武漢。-




ついに武漢を離れる。

武漢に着いてすぐ書いた記事に「何かありそうな予感・・。」と書いたのを覚えているだろうか。予感は当たった。自転車の盗難、大捜索、中国全土から来るメディアへの対応・・。目まぐるしい数週間だった。

ブログのアクセス数が一時期通常の270倍。中国ではgoogle親元のこのブログが閲覧できないにもかかわらず・・。つまり日本含め他国からのアクセスと、特殊なソフトや方法を使ってアクセスした中国国内の人たちが占める。もしこの大国で閲覧可能だったらどんな数字になっていたんだろう・・・。想像してみただけでちょっと怖くなる。



その後、講演会が続き、毎日毎日多くの新しい人々との出会いを大切にしながら過ごしてきた。内容をさらに充実させて、前記事に転載させていただいたような嬉しい反響が沢山寄せられた。ひとりひとりの顔がしっかり見えて、質問timeにもマイクなしで、まるで会話しながらように答えることが出来る100人以下の少ない講演会がちょうどいい(^^
前日夜に身近な人間関係への口コミだけでもすぐに何十人と集まるものだから、アナウンスをしたらすぐに数百人が一同に集まってしまう。
学生達が帰り際に「アリガトウ」と照れくさそうにニコニコ笑顔で挨拶してくれるのがとても可愛い。


この街を離れるのが信じられない。「住んじゃいなよ!」と言う人もいるが、僕はまだそれが出来ない。アンパンマンが顔のカケラを残して去っていくみたいに、僕も気持ちのカケラだけこの場所に残して・・。せっかくこんなにいい仲間ができたのに・・どこの町でも離れる度に思ってきたこと。でも今回の件で、どこにいてもみんな繋がっていて、応援してくれているんだってことを改めて実感した。


一ヶ月以上いた武漢滞在中、色々な人の家を転々としていたが、一番長く泊めさせてもらって、一番大変な時に一緒にいてくれたウェイザン。ありがとう。英語はさっぱりだったけど、心が通じ合っていたよ。踊るようなジェスチャーで気持ちを伝えてくれて、いつも笑わせてくれた。彼とは一番いっぱい話したと思う。

自分を「マネージャー」といって一生懸命スケジュールの調整や打ち合わせを仲介してくれたジェニー。どんなときでも笑顔を絶やすことなく優しくて、そして頭の良い彼女は会う人会う人を魅了する力を持っている。彼女なしでは出来なかったこと沢山あるよ・・。

僕の生徒であり、事件当日から一緒で、テレビに一緒に出たことで少し変な噂が立って迷惑をかけていたにもかかわらず「大丈夫、大丈夫だよ。」と最後まで一緒に頑張ってくれた小英。本当にごめんね。ありがとう。

通訳として大活躍してくれて、超朋友(超良い友達)でもあるキコさん、楊さん、王さん。
難しい判断や相談も真剣に一緒に話し合ってくれたその他の超朋友!
そして武漢のみなさん、本当にありがとう。非常感謝!



夜行列車に揺られて今まで自転車で走ってきた町を通り抜けていく。
真っ暗で、時々信号の明かりだけが急いで通り過ぎていく窓を見つめていると、色んな苦労や楽しいことを思い出す。3ヶ月かけて走った道も、電車じゃ一晩なのか・・。


1000km以上離れた街でも武漢とは変わらなかった。駅に着くなり、歩道を歩くなり、休む間もなく人が話しかけてきて、握手や写真を求められる・・。もちろん大笑顔で応える。
旅がしやすくなったのは確か。電車の中でも沢山友達ができた。道に迷ってるとこちらから頼まなくても助けに来てくれる人。一緒にタクシーに相乗りさせてくれる人。お守りをくれる人。
「世界の田舎に泊まろう」も断然しやすくなった。
現在、一時帰国前に寄りたかった場所「杭州」に一週間ほど滞在中。



316日(金曜日)、上海から日本に一時帰国します。新しいVISAと盗まれた装備を整えてまた来月(4/15)戻って同じ場所からスタート。自転車は中国に置いたまま。安全な秘密の場所に。
友達は言う。
「もうKeiの自転車を盗む人はいないよ笑」
って。

北京の人たちの間でこんな冗談がある。
「自転車を盗まれなければ北京人じゃない。」

そして最近はバージョンアップしたものが、
「北京で一台しか自転車を盗まれていないのならば北京人じゃない。」
意外に冗談じゃすまないかも。鍵を4つかけていても12台目を盗まれた友達もいる。
盗難が国技になってはいけない。
お互い大切なものを失ったときの辛さを知っているのならば、どこかでやめなければならない。犯罪を黙認しているこの社会が変わらなければいけない。被害者にとって犯罪に軽いも重いも関係ないのだから。



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