しかたなく昆明からラオス国境までバスで行き、歩きで一瞬だけラオスの旅に出て、すぐ中国に戻る事にした。
中国ラオス国境情報
雲南省昆明には北部・南部・東部・西武バスターミナルがあり、それぞれの方面にバスが出ている。ラオス中国国境に向かうバスは南部バスターミナルから。
・中国側国境の街モーハン行き 約15時間 20:30発 338元
・ラオス第二の都市ルアンパバン行き 約24時間 18:30発 398元
・ラオスの首都ビエンチャン行き 約30時間 18:00 ,19:30発 587元
(別保険2元)
(ラオス他の都市へのバスはモーハン(中国側)のバスターミナルで購入可能)
いずれも寝台バス。横3列に二段ベッドが並び、大きな荷物はトランクへ、貴重品は枕元、靴は縫いで頭の下の収納スペースへ。枕、毛布付き。トイレ休憩は3時間毎くらいに有り。夜中2時から5時は運転手の睡眠タイムでバスは停車する。窓口での予約時席を指定できる。揺れるので上のベッドに寝る人はシートベルトで胴体を固定しないと落ちる。
ラオスのバス会社は乗り換えがあるが、中国のバス会社は乗り換えず直通で目的地までいける。どれがラオス・中国バスかの見分けがつかないので運転手に確認。窓口の人はあまり詳しくない。
密閉されたバスの中での食事は臭うので厳禁。おじさん達の足の臭いは最初に慣れてしまえば平気。空調が効いてくればなんとかなる・・。
昼前にバスはモーハンのバスターミナルに到着。ここからラオス各地へのバスチケットが買える。
中国乗り物の旅。目的地まで線路が引かれていれば電車の安い寝台(硬臥)をお勧めする。理由は長距離列車のイス席(硬座)とバスの旅は体に堪える。そして寝台列車のほうが荷物を安全に管理でき個人のスペースもあり、疲れたときは動き回れるし車内販売でいつでもお腹を満たせる。
これらのバスの他にいわゆる違法近長距離バスはたくさんあります。どこの国も同じですが、バスターミナル周辺にはこういった白タクのみならず白バスの呼び込みをしている人々がうようよいて、合法バスより安い事もあるが安全性と目的地の正確さは保証できない。その会社に乗る前によく問いつめて確かめることが賢明。
ラオスビザ情報
日本人は15日以内ならビザ無しで滞在可能。
それ以上滞在したい場合は国境のイミグレーションでアライバルビザを取れる。写真とお金だけ用意しておけば手続きは簡単。中国出国手続きを済ませ1km程歩くとラオスイミグレが見える。新しい建物が建設中。
中国ビザ情報
同じく日本人は15日以内ノービザ滞在可能。
観光Lビザや訪問Fビザを取得したい場合は各国の中国大使館で。国境ではできない。規定では中国行きの航空券の提示が必要とあるが、列車や船のチケットでも可能。大阪からの上海の船のチケットで観光ビザが取れた。
日本で取得する場合は旅行会社に取得代行を依頼しなければいけない。
ネット検索で「中国格安ビザ取得」などと検索すれば簡単にみつかり、郵送でビザ取得手続きは簡単にできる。週末含め取得に最低一週間はかかるので余裕を持った早めの手続きを。
ちなみに一度目のビザは大阪で3ヶ月観光L。
武漢で一ヶ月延長、160元。ホテル宿泊の場合はレシートを、地元の人宅宿泊の場合は先に警察で「住宿登記」を発行してもらってから入国管理局にもっていかなければならない。「住宿登記」発行にはその家の住所の戸籍謄本のような登録証とその家の方の身分証明書が必要。
二度目のビザは東京で6ヶ月の訪問ビザF。観光Lで申請したはずなのになぜかFが送られて来た。Fは就業する事も可能。笑
キャンピングカーで旅する欧米親子。その隣にはバイクの旅人。国境は面白い出会いがいっぱい。
ただしバイク含め中国へ車で入国し旅をするのは非現実的。ありえないくらい多額なお金を政府に払い、24時間中国人ガイドと共にしなければならず、最初に提出した予定ルートからは外れることができず観光もできない。でても一ヶ月の許可のみでその期間に通り抜けなければならない。もちろんガイドの宿や食事も全てこちら負担。
まだまだ内側からも外側からも閉鎖された国だ。
ただしバイク含め中国へ車で入国し旅をするのは非現実的。ありえないくらい多額なお金を政府に払い、24時間中国人ガイドと共にしなければならず、最初に提出した予定ルートからは外れることができず観光もできない。でても一ヶ月の許可のみでその期間に通り抜けなければならない。もちろんガイドの宿や食事も全てこちら負担。
まだまだ内側からも外側からも閉鎖された国だ。
一瞬だったけど南国ラオスの花々と優しい人々に少しでも触れ合えて心が和んだ。
でも雲南の被災地の人々は寒い冬を目の前に待てないよ。
戻らなきゃ。
ラオスにさよならを告げ、昆明に戻るバスを待つ。
夕方のバスまで時間があり、雲南の子供達の為にウルトラマンのフィギュアと偽リカちゃん計40体程買った。そしてネットカフェを見つけて入った。受付の女性に「ナニ人?」と聞かれ、「日本人」と答えると入店を拒否された。ここも洗脳されていた。
いいもん、いいもん、慣れてるから。
よーし。たしかにここは中国だ。
ミャンマービザ情報はこちら
Facebook:
(google blogger のストレイジ容量がなくなり写真が掲載できなくなってしまいました。容量増す事を試みるもエラーが出てしまい、しばらく文字だけの更新となります(><;)日本のブログ更新は一ヶ月遅れです。)