「旅」とは、

「旅」とは、「5%の努力と、5%のお金と、90%の人々の優しさ」


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(中国武漢で自転車が盗難に遭いましたが市民数万人の皆様のお陰で取り返し、無事旅を続けています!!)

2012年5月1日火曜日

−伝説のパパ−



4月の一時帰国中、Dariaのパパとママが来日した。
なるほど、明るく優しい、でも時にはドジでおもしろいDariaはこの両親から生まれてきたのかとなんだか納得できてしまう。
きれい好きでしっかりもののお母さんと愉快でおもしろ過ぎるお父さん。
そのお父さんが2週間の初めての日本滞在中に作った伝説がある。



ある日、スーパー銭湯へ一緒に行ったときのこと、サウナと水風呂を行ったり来たりを繰り返しているパパだったが僕は熱くてさきにあがってしまった。その間水をたくさん飲んでいたせいか、パパはトイレに行きたくなり脱衣所に戻った。トイレを済ませたパパ。
さて風呂場はどっちだったかな・・。
通路が二つある。右側はロビー、左側は風呂へと続く。
きっと「風呂こっち」のような看板があっただろうが、もちろんそんな日本語は読めない。

しかしパパはためらわずに進んだ。タオルも持たずに、何も包み隠さず進んだ。
そして目の前に広がる光景に、パパは何か違和感を感じた。

「なんでみんな服を着ているんだ。」

「それにどうして女性がここにいるんだ・・。」汗

そう・・パパは右に進んでしまったのだった。公に大公開してしまったパパはワービックリ!そして突如ロビーに出てきた裸の外国のおじさんを見たお客さんももちろんワービックリ!

・・しーらないっと。笑  


その後無事風呂に戻ったパパにあるおじさんが一言。

「トイレのサンダル履いてますよ。笑」

トイレ備え付けのサンダルを履いたままお風呂に戻っていたのだ。それもここの銭湯だけじゃなく何度か他の温泉でもやっていた。



また、これは文化の違いというか、外国ではシャワーを座って浴びる習慣がない。僕は隣に座って体を洗っているとやけに自分のシャワーではない水が飛んでくるなと思った。ふとパパの方を見ると立ってシャンプーをしてるではないか。周りの人に強シャワーの水がバシバシ当たっていた。笑
極めつけはお風呂のタオル。フロントで購入したそのタオルはコンパクトに折り畳まれ透明なビニールの袋に入っていた。パパはタオルが濡れると嫌だからと、ビニールに入れたままお風呂の中で持ち歩いていた。そこで起こった全裸ロビー事件。その時パパは慌てて握っていたタオルで大切な部分を隠そうと思ったが、丁寧に小さくビニールにおさめられたタオルでは役目を果たしきれなかったようだ。



またある日のこと。日本のトイレというものは世界の最先端をいく。しかし時にはそれが外国人を混乱させることもある。トイレで大きい方を済ませたパパは、流すボタンを探した。

「何だこれボタンがいっぱいあるぞ。」

壁に備え付けられたウォッシュレットのボタン達。読めない・・。
ひときわ大きく赤いボタン。コレダ。

「ポチっと。」

・・・・。

「ビーンビーンビーーーン!」

警報が鳴ると共に、

「大丈夫ですかーーーーー!」汗

とドアをドンドンと叩きながらトイレに入って来ようとする男達。
そうです。緊急呼び出しボタンを押してしまったのです。
まだパンツをあげていないパパ、便座に座ったまま一体何が起こったのかわからないまま呆然としていたのだった。

おもしろいことに同じ日にママも同じことをしてしまたらしい。



そして以前Dariaも公園の公衆トイレで同じことをしたことがあった。
家族連れがのんびりと遊ぶ週末の昼下がり、突如凄まじい警報の音が公園に響いた。トイレの入り口に立って待っていた僕は警報器の赤いランプとその音にこれはただごとじゃない、きっと中で何か遭ったのだ、とすかさず女子トイレに飛び込んだ。僕だけではない、周囲にいたお父さん達も走って駆けつけて来た。

「ドンドンドンッ!」「ダリア大丈夫かー!?」

ダリア:
「え、何?なんでいるのよ!」
まだ「済ませて」いなかったダリアを襲った悲劇だった。笑

ここから言えるのは、なんて日本人て他人想いで優しいのだろう。もう一つは日本語のみの表記が多すぎて外国人にとって住みにくい国だ。ということ。



またある日、パパとママと鎌倉の山にお弁当を持ってピクニックに行ったときのこと。
パパは覚えたての日本語のフレーズを試したくてしょうがなかった。
登山道ではすれ違う人に「コンニチハ〜」と笑顔で挨拶をしていた。また笑顔で挨拶を返してくれる人々。少し他の言葉もしゃべってみたい。
「あなた」「わたし」「かわいい」「うける」「おいしい」などを覚えたパパ。次にすれ違う女性に「you are cute.」と言いたいらしい。僕らはうしろから様子をみながらついていった。すると遠くから中年の女性二人組が来た。
満面の笑顔のパパ。大きな声で元気よく放った言葉は、

「アナタ、ウケル〜〜!」

・・・!!汗

ちょっとパパ!違うよ!笑

混乱する女性達。僕はすかさず「こんにちはー!」とパパの声の上からかぶせるように大きな声で挨拶をした。ハハハ・・。



そんな愉快で楽しいパパとママ。
最後の日はみんなで茅ヶ崎の海でBBQ



 楽しい思い出たくさんできたかな。また来てね〜!




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