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2012年12月10日月曜日

もっと深い山の奥で見つけた笑顔と、アジアの闇、中国の闇。

 さあ小学校へ支援物資を配布し終えた!次にアクセスの不便な村々を回る!
協力して頂いているNISSAN自動車(日産中国)から提供された車二台にはまだまだ荷物が積んである。僕らが北京や広州などの大都市から集め送られて来た支援物資。
この村を去ると聞いて村の人たちが出て来て見送ってくれた。

 子供達もたくさん出て来たぞー!本当いい笑顔!!
首のリボンは中国の学生の印だね。暖かくしていっぱい勉強するんだぞ!



サッカーボール、バドミントン、縄跳びなど体育用具と一学年分のカラーペンも寄付した。これでいっぱい机の裏に落書きと思い出を残すんだよ!僕のようにね(笑



道の悪いこと悪いこと・・ゆっくり進んでると追いかけて来た子供達にすぐ追いつかれちゃう!「ウルトラマン!」とか言いながら踊ってる男の子が可愛いかった(笑
この村やけに子供、多いなー!!



この頃まだ一人っ子政策が続いていたんだけれど、この政策には例外がある。
農村や少数民族の家族、親が医師だったりすると二人まで子供を持てるとか。
「黒子」って聞いたことあるだろうか。
原則二人以上の子供を産むと高額の罰金を取られるが現実子供は生まれてくるもの・・そんな大金払えない・・農家にはもっと手が必要・・そして戸籍を登録せずに家族の中で隠れて育てられる子供を俗に黒子(ヘイズゥ)と呼ぶ。

中国南部、特に四川、雲南、広西、貴州など比較的貧しい地域に多く、その数何百万人から何千人と言われている。

実際それでも農村は嫁が足りず女の子が欲しい、労働力が足りず男の子がもっと欲しい。その為中国南部と国境を接するミャンマー、ラオス、ベトナムからバイヤーに誘拐され中国に強制的に奴隷として送られてくる東南アジアの子供達も未だに多い。悲しいし、許せない!

これがなかなか普段知ることが出来ないアジアの闇。


さて一団は雲南省のさらにさらに!深い山の中まで入っていく!
4輪駆動の日産車の前でしっかり車を見張っているのはケンコバ似の日産中国の社員(笑)
笑わないと顔が怖いけどすごくいい人!
いつもタバコを勧めてくる、吸わないってば!って言ってるのに。。




頭のハンパなく良い相方チェンレイと北京から来てくれたシティーボーイズ達はしっかりミーティングで作成したリスト通り平等に配布できるように目を配っている。全部中国語でやりとりしている中時々ちゃんと英語で今の状況を伝えてくれるのが嬉しい(涙)もう僕いなくても良いんじゃないのかってくらいみんなすごい頑張ってくれてる。



おじさん、とても嬉しそう!
彼らボランティアの若者はみんな仕事や学校から休みを貰って来てくれた。
わざわざ2000kmも離れた北京から・・本当優しさの塊でしかない!




あ、ほら僕だって頑張っているよ♪



チェンレイが子供にお菓子をあげようとしたら・・


逃げられた!!(笑)




おばあちゃんと孫で少数民族の衣装を着て着た!

可愛すぎる! おばあちゃんの髪型真似したい! いやおじいちゃんかも!!



一気に標高千メートル程上がり、下がってはまた上がるの繰り返しで車も疲れているみたい。ケンコバがいるから全部任せちゃう!頼もしい!


 子供服もいっぱいあるよ〜!
めっちゃジャケット着込んでる人たちと上のお母さんみたいに薄いTシャツの人といるけど、これ絶対寒いでしょー!



背中に担いで来たカゴが寄付の服でいっぱいになった!
このカゴ昔昔長野のおばあちゃんちのリンゴ畑で見たことある!!
今もあるのかな・・



民族の衣装も、カゴも家も、全て手作り。


ほら、日本人も一人頑張っているよー!(汗)



だからお母さん、寒いでしょ!!
持ってるジャケット着よう!!

でも素敵な笑顔!




父さんカゴを忘れたのかい?笑

この規格が同じ耳まで覆える黒い帽子、実は全部新品!
友人の帽子の会社が寄付にって、数百個送ってくれた!本当有難い。



なんか恥ずかしいけど僕の名言:愛心無国界(国境のない優しさ)
にちなんで愛心無省界(県境のない優しさ)
と描いて見たけど。

この赤ん坊!激しいドヤ顔!!! 



平等に渡ったことを確認して次の村へ行こうとしていると・・


村のおばちゃんがアッツアツのゆで玉子を作って持って来てくれた!!!
きっと家の鶏が産んだんだろうなー!お腹空いていた僕は速攻で丸々口に放り込んだら、

爆笑しながら「そんな急いで、喉つまるでー!!」
ってどつかれた笑
やっぱりその後むせて口から飛び出した・・・泣



助け合いって相手を笑顔にするけど、こっちが笑顔じゃなきゃ何を受けとたって相手も笑顔になんかならない。今目の前に見えているものって必ずしも良いものだけじゃない。しょっちゅう悲しい気持ちになるし、怒りが込み上げてくることだってある。それってつまりは不平等から来るもの。不平等をなくすのは本当に難しい。だけど不平等な世の中の中で平等なものをもっと見つけて増やしていくことはできる。例えば笑顔。君より僕の笑顔の方が優れているなんてことないんだから。



2012年11月1日木曜日

誰も知らない中国の日系企業の話。



ビザが切れるためラオスに一日だけ行っていた間に、
北京からさらに250kgの支援物資(衣服)が列車で到着し、その前に3人の北京人ボランティア仲間も飛行機で到着し、昆明の市場で雲南の小学校の子供達に寄付する文具や体育用品などを買っていた。
この市場、これまで見て来た中でダントツに大きい。こういう時によく東京ドーム何個分とか言うけど、わからない。とにかく大きな建物が20以上横並びし、端から端までまっすぐ早歩きで歩いても一時間以上かかる。
Made in China製品と東南アジアを結ぶ重要な貿易拠点だ。
とにかくなんでも大量に手に入り、安い。しかし相手もプロ、値段交渉にも気合い入れて、折れずにいこう。必ずふっかけられ、そして格安に落とせるから・・。

支援者から託された義援金と一緒に来た友達4人が集めた義援金で買えるだけ、日産(Nissan)さんに提供していただいた車2台に積めるだけ支援物資を買った。

スポンサーとして、そして雲南支援バックアップとしてついて頂いた日産Nissanが車2台と地元ドライバー2人を提供していただくことになった。
日系自動車企業、もう涙も枯れて出ないくらい中国では悲惨な状態。工場も車も破壊され、不買運動の一番の標的にされている。
ある時期店舗には赤い旗が入り口を塞ぐように貼られていた。
ある観光名所のレストラン入り口には「犬と日本人は立ち入り禁止」。



だけどね、

日産さんが過去数年間ずっと中国北西部の貧しい地域の子供達を中心に、教育サポートなどの社会貢献活動を続けていることをどれだけの人が知っているだろうか?
中国にこれだけ慈善活動に力をいれている企業がどれだけあるだろうか?
もし彼らの支援がなかったとして、未だに学校にも行けず、教科書も貰えない子供達がどれだけいるだろうか?
そのまま育った子供達の未来はどうなるのだろうか?
日産は日産でも、従業員とその家族はみんな中国人だということを知っているだろうか?



北京日産の部長さんにお会いしてお話を聞いた時、必ず良いパートナーになれると思った。こんな苦境の中でも、利益ど外視での継続した慈善活動。そして社員同士でも支援物資として衣服を集めて被災地に送っている。
そんな日産さんに心を打たれた。

もっと日中お互い良いところを伝え合わないと。
中国の教育支援、被災地支援の為に頑張っている日本企業。
日本東北の被災地で今もボランティアを続けて頑張っている中国人。

彼らのような人達がいる限り、この世界が曲がってしまったとしてもきっと元通りになるし、いつかまた来るだろう災害にも国境を越えた助け合いの輪が広がるきっかけになるのではないかと、僕は思う。


【新聞news】:


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